第3類(自然発火性・禁水性物質)

空気中での発火の危険性及び水と接触して発火もしくは可燃性ガスを発生する危険性を評価します。いずれの試験においても少量試験から大量試験の手順で実施します。

自然発火性試験(100ml)

固体 試験方法 1.磁製カップ法
2.落下法
評価 【ランク1】「1.磁製カップ法」「2.落下法」で自然発火
【危険性無】「1.磁製カップ法」「2.落下法」で自然発火せず
液体 試験方法 1.磁性カップ法
2.濾紙法
評価 【ランク1】
「1.磁製カップ法」「2.濾紙法」で自然発火
【ランク2】
「2.濾紙法」で濾紙を焦がす
【危険性無】
「1.磁製カップ法」「2.濾紙法」では自然発火せず、「2.濾紙法」で濾紙を焦がさない

水との反応性試験(30g)

試験方法 1.微量ビーカー法
2.少量ビーカー法
3.発生ガス量測定
評価 【ランク1】
「1.微量ビーカー法」「2.少量ビーカー法」で自然発火
【ランク2】
「1.微量ビーカー法」「2.少量ビーカー法」で小炎による着火
【ランク3】
「3.発生ガス量測定」で可燃性ガスの発生量が200L/kg/hr以上
【危険性無】
「1.微量ビーカー法」「2.少量ビーカー法」で自然発火せず、小炎による着火せず、「3.発生ガス量測定」で可燃性ガスの発生量が200L/kg/hr以下

総合評価

  水との反応性試験
【ランク1】
水との反応性試験
【ランク2】
水との反応性試験
【ランク3】
水との反応性試験
【危険性無】
自然発火性試験
【ランク1】
自然発火性試験
【ランク2】
自然発火性試験
【危険性無】

Ⅰ:第1種自然発火性及び禁水性物質(指定数量10kg)
Ⅱ:第2種自然発火性及び禁水性物質(指定数量50kg)
Ⅲ:第3種自然発火性及び禁水性物質(指定数量300kg)
Ⅳ:第3類の危険物には該当せず

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