鉄道用信号炎管
信号炎管 携帯用・地下鉄用

JR・私鉄の運転手、踏切業務員等が常時携帯する発炎筒でロードフレヤー同様に一挙動で点火できます。筒底の磁石でレール上に立てて使用できるようになっています。
製品


携帯用信号炎管
燃焼時間 | 5分 |
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火薬量 | 約155g |
光度 | 140カンデラ |
寸法 | φ36.6mm×188mm |
有効期限 | 5年 |

地下鉄用信号炎管(煙少品)
燃焼時間 | 5分 |
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火薬量 | 約155g |
光度 | 180カンデラ |
寸法 | φ36.6mm×188mm |
有効期限 | 5年 |

地下鉄用信号炎管(右)
車両用信号炎管

車両用信号炎管は1962年に発生した、三河島事故を契機に、旧国鉄の安全対策として開発されたものです。
信号炎管は列車の運転室の屋上に固定された点火装置の中に装填され、運転士が非常事態を発見した時に室内の紐を引くと、直ちに連動発炎し、対向列車に停止信号を送るものです。
燃焼時間 | 5分 |
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火薬量 | 約410g |
光度 | 400カンデラ |
寸法 | φ55.6mm×265mm |
有効期限 | 製造後4年 装着後2年 |
車両用点火装置SA型・SB型

列車の運転席の屋上に固定されていて、運転手の操作により、直ちに発炎し、対向列車への緊急停止信号を行う装置です。
鉄道運転規則
特殊信号(第二百二十二条)
特殊信号は、予期しない箇所で特に列車を停止させる必要が生じたときまたは天候の状態その他の事由により信号の現示を識別することができないときに音、炎または灯により信号を現示するものとする。
特殊信号の種類(第二百二十三条)
特殊信号の種類は、次のとおりとする。
- 1.発雷信号爆音により列車を停止させるもの。
- 2.発炎信号火炎により列車を停止させるもの。
- 3.発光信号灯火により列車を停止させるもの。
- 4.発報信号警音により列車を停止させるもの。
特殊信号の現示(第二百二十四条(抜粋))
特殊信号による信号の種類および現示の方法は、次のとおりとする。
- 信号の種類 発炎信号
- 停止信号 信号炎管の赤色火炎