JCハービック(TM) 粒剤

JCハービック粒剤は植物の根部吸収移行型で一年生雑草から多年生雑草まで幅広く雑草に優れた効果を発揮、雑草の根や地下茎まで根絶することができる除草剤です。

有効成分 テブチウロン5%
登録番号 第16793号
毒性 普通物
性状 類白色細粒
有効年限 4年
包装 1kg×20袋

TM:ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー商標

特長

  • 植物によって感受性は異なりますが、光合成を行う全ての雑草に有効です。
  • 土壌中で徐々に分解されることにより、長期間に渡り雑草の発生、再生を抑制します。
  • 土壌中に垂直方向に移行し処理層を形成することにより、散布場所以外への影響がほとんどありません。

使用方法

適用場所および適用雑草

作物名 樹木等
摘要場所 駐車場、道路、運動場、宅地、鉄道軌道内
摘要雑草名 一年生および多年生雑草
使用時期/使用量 雑草発生前~ 10~15kg/10a
生育初期
生育中期 15~20kg/10a
本剤の使用回数 3回以内
使用方法 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布または全面土壌散布
テブチウロンを含む農薬の総使用回数 3回以内

JCハービック粒剤の薬量と有効草種(概念図)

上手な使い方

  • 発生前、発生初期処理の場合、土壌水分が多いほうが高い効果を得られます。
  • 生育期に使用する場合は、茎葉処理除草剤などと組み合わせると効果的です。

<セイタカアワダチソウ>発生初期処理

  • 処理日4月16日
  • 観測日6月18日
    (処理2ヶ月後)
  • 観測日10月8日

翌年は残効切れのため一年生雑草の発生は見られるが、多年生のセイタカアワダチソウに対しては地下茎まで作用し再生は見られない。セイタカアワダチソウは完全枯殺!!

<一般植生>発生初期処理

  • 処理日3月19日
  • 観測日5月18日
    (処理2ヶ月後)
  • 観測日6月18日
    (処理3ヶ月後)
  • 観測日7月20日
    (処理4ヶ月後)
  • 観測日8月27日
    (処理5ヶ月後)

処理3、4ヶ月頃より広葉雑草の侵入が見られるが、処理5ヶ月目でも再生を抑制。長期残効により安定した抑草効果を発揮!!

使用上の注意

  • 使用前にはラベルをよく読んでください。
  • ラベルの記載以外には使用しないでください。
  • 本剤は小児の手の届く所には置かないでください。
  • 容器・空袋などは圃場などに放置せず、適切に処理してください。
  • 防除日誌を記帳しましょう。
  • JCハービックは非常に強力な除草剤ですので、有用植物に付着したり吸収されますと薬害が発生しますので十分に注意してください。
  • 残効基幹が長いので播種・植付はやめてください。また、植栽予定地では使用しないでください。
  • 傾斜地や段上で使うときは、下方の作物にも注意してください。
  • 散布後の降雨により本剤が流亡する恐れがあるので、激しい降雨の予想される場合は使用をさけてください。
  • 水路や田畑へ飛散させないでください。
  • 水源地等に本剤が飛散・流入しないよう十分に注意してください。


がついている「PDF」のコンテンツをご覧いただくにはAdobe Readerが必要です。最新版のダウンロードはこちらよりお願い致します。

ぺージTOP